舌のケアしていますか?正しい方法と重要性について
2024.06.11
こんにちは。歯科衛生士の中嶋です。
あっという間に6月になり、暑さが増し、日差しの強さを感じるようになりましたね。
6月は祝日がなく、ジメジメした梅雨も始まるため、個人的にはあまり好きな時期ではありませんが、先日、今年初めてのビアガーデンに行ってきました!
外で飲むビールは最高に美味しく、ビールの美味しい季節になってきたことはとても嬉しく思っています♪笑
そんな6月は語呂合わせで、
6月4日は「むし歯予防の日」
その週は「歯と口の健康週間」です。
これは、“適切なハミガキ習慣の定着やメインテナンスの継続により歯の寿命を延ばし、体の健康の保持増進”を目的にしています。
そこで当院では口腔ケア意識を高めるきっかけになればと、公式LINEを登録していただいている方への特別企画として、舌専用のブラシと、歯みがき粉などの試供品のセットをプレゼントする取り組みを行いました。
みなさんは普段“舌のケア”をされていますか?
舌の表面はデコボコしているため、細菌のかたまりである“舌苔(ぜつたい)”がつき、細菌の温床になります。そのため舌も清掃が必要です。
舌苔は、歯につくプラークとほぼ同じ成分で粘着質なので水ですすいだ程度では除去できませんが、舌は傷つきやすくデリケートなため、ハブラシではなく、“舌ブラシ”を使用するのがおすすめです。
舌苔は、歯を磨くときよりもやさしい力で、奥から手前へ一方向にかき出すようにして取り除きます。
たくさんついていても無理して1回で取り除こうとせず、日数をかけて少しずつ取り除くようにしてください。
磨きすぎは舌を傷つける原因にもなるため、1日1回のケアが目安です。
ハミガキももちろん大切ですが、歯だけではなく舌のケアもとても重要です。
舌苔は口臭の原因にもなりますので、1日1回舌ケアをする習慣をつけましょう。
当院でも舌ブラシを取り扱っていますので、興味のある方は是非お声がけください。