2025年 新年のごあいさつ

2025.01.06

新年あけましておめでとうございます。
院長の香坂陽介でございます。
本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。

昨年の夏は持病の治療が長引き 2か月余り、私の診療はお休みさせていただきました。

その節は皆さまに大変なご迷惑をお掛け致しました。おかげさまで快復致し、1月4日から診療を開始しております。この場をお借りして改めてお詫びと御礼を申し上げます。

闘病中の辛さは筆舌に尽くし難いものであり、今までの自身の健康管理の甘さを後悔し健康重視の生活習慣に是正することを心に誓いました。

しかし、その誓いも束の間、年末の行事を不可抗力?と称し、多くの会食、飲酒で徐々に崩れ、年が明ければ、正月三が日だけは特別とルールを改変し、制限なく油モノやケーキ類、塩辛いスナック菓子などを食べて寝ての怠惰な生活に甘んじてしまいました。

自分の意志の弱さに辟易としながら、2段3段と重なった大きくなった下腹部を抱えながら現在パソコンに向かっております。

このままだと松の内までは特別!となりそうなので、「健康を維持するために決めたことはしっかり守り続ける」を(勝手に)今ここに宣言させていただきます。

改めて「継続は力なり」 の一言の大切さを念頭において この一年を完走したいと思います。  

 

さて、ずいぶん前から特に医療界の中では「2025年問題」が取り沙汰されてきました。

2025年問題とは 今年戦後の第一次ベビーブームに生まれた「団塊の世代」約800万人の方々が全員後期高齢者となり、年金、医療、介護などの社会保障制度のコストが急増し財政的、マンパワー的にサービスが行き届かなくなるという事象です。

今年がまさに2025年問題の節目の年になります。

したがって、今後、超高齢社会の日本では今まで以上に自身の健康は自身で維持する、健康寿命(介護なしで食事、排泄、歩行など自立した生活ができる生存期間)を伸ばすということが大切になります。

お口の中が清潔で 悪い細菌、歯肉からの出血が少なく、口腔機能が維持できている人は健康寿命を大きく伸ばすことが立証されています。(口腔機能とは、食べ物をかみ切る、咀嚼する、飲み込む、しゃべる、かみしめる、唾液を出す、吹く、舐めるなどをお口周りの機能をいいます。)

当院では2006年より医院のミッションとて、むし歯、歯周病に限らず 口腔機能の検査、口腔機能の再建、口腔機能の維持に力を入れ患者様の健康寿命の延伸に寄与することを掲げております。

口腔機能を低下させる口腔内疾患と生活習慣は密接な関連性があり、健康重視の生活習慣の維持はミッション達成のためには欠かせません。  

冒頭に申し上げましたように医院のリーダーとして弱気を捨てて、「継続は力なり!」の意志を貫いてまいりたいと思います。 そして患者様と医院(歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付スタッフ)が伴走して健康寿命を延伸できたら最高です!

本年は精密診療時の手術用顕微鏡やエルジウムヤグレーザーの導入を予定しておりより質の高い歯科診療を提供できると考えております。 また、疾病予防のため多角的に生活習慣指導が行えるような仕組みを構築する予定です。

 

皆様 本年もおひさま香坂歯科医院をどうぞよろしくお願い申し上げます。