洗口液の種類

2021.01.19

みなさん、こんにちは。受付の秋友です。
去年からの習慣、手洗い・うがい・マスクが生活に定着したと実感しています。

おかげで、今季は患者さんから
「インフルエンザになったので受診できません」
という連絡が1回もありません。


みなさんの努力の成果だと思います。
私も気を引き締めて、健康管理に努めたいと思います。

さて、今回は日々の習慣『うがい』に活用していただきたい
洗口液についてご紹介したいと思います。


薬局でも様々な種類やメーカーの商品があると思います。

香坂歯科医院でも洗口液を販売しております。



意外に思われると思いますが、
実は洗口液には『洗口液』と『液体ハミガキ』の2種類あります。

『洗口液』は「マウスウォッシュ」や「オーラルリンス」と表記されていることが多く、
毎日の歯磨きの後や就寝前に使用していただくものです。

『液体ハミガキ』は「液体歯磨」や「デンタルリンス」と表記されていることが多く、
歯磨きの前に使用していただくものです。


つまり液体ハミガキは、液体状の歯磨き剤だったんですね!


ご購入の際には、製品ラベルの製品名の下や成分表示の近くに表示されている
『洗口液』もしくは『液体ハミガキ』の表示をご確認ください。

では次に、様々な種類の中からどうやって選べばいいのかお伝えしたいと思います。

「歯茎の炎症を抑えたい」
「虫歯のリスクから歯を守りたい」

など、目的は様々だと思います。

歯茎の炎症を抑えたいときには、
イプシロン‐アミノカプロン酸やグリチルリシン酸、トラネキサム酸。
殺菌作用のある成分はグルコン酸クロルヘキシジン、
セチルピリジニウム塩化物水和物、ベンゼトニウム塩化物。

虫歯のリスクを抑えたいときには、フッ素の洗口液。
というように、成分によって効果が違いますので、
成分表示もぜひチェックしてみてください。


 

万能な洗口液のように思えますが、基本はやはり歯磨きです。
歯磨きにもお悩みがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。