待合室のデンタルケアグッズコーナー

2022.03.14

こんにちは、受付の藤島です。
ここ最近、すっかり暖かくなりましたね。
私の趣味の1つがスノーボードなので、冬が終わってほしくない気持ちもありますが・・・笑
(今シーズンは雪が沢山降って、滑るのが凄く楽しかったのでいつも以上に名残惜しいです・・・笑)
でも雪山以外だと寒いのは苦手なので、最近の気温は過ごしやすいですね!
ワガママをいえば、花粉シーズンは早く終われと思います!

さて、当院では最近、待合室のデンタルケアグッズコーナーにて、甘味料にキシリトール100%使用したチョコレートを数量限定で販売しています!


ガムなどによく記載されているイメージがあるキシリトール・・・。
既にご存知の方も多いと思いますが、
今回は改めてキシリトールについて紹介したいと思います。

 

キシリトールは、天然の代用甘味料です。
キシロースから合成される糖アルコールの一種、メソ化合物です。
最初はカバノキから発見され、ギリシア語から命名されました。
白樺の木の他にも、イチゴなど多くの果実や野菜に含まれています。

 

お口の中で虫歯の原因菌となる酸を作らない
虫歯菌は食事後に歯に残った糖から酸を作り出しますが、キシリトールでは酸を作れません。

 

砂糖とほぼ同じ甘みを持つのに、カロリーが砂糖の75%
砂糖と同じくらいの甘味がありますが、キシリトールのカロリーは砂糖と比べて少なめです。
また、スーッとした爽やかな冷涼感が特徴です。

 

歯の再石灰化を増強
キシリトールは唾液中のカルシウムの濃度が高めてくれます。
キシリトールとカルシウムが歯の表面に取り込まれると、酸で溶かされて虫歯になりかけた部分を修復してくれます。
さらにキシリトールの甘みで唾液の分泌を促して口腔内を中和し、虫歯になりにくい環境にします。

このように、歯にとって良い働きをしてくれるキシリトールですが、キシリトールだけで虫歯を予防できるわけではありません。

毎日の歯磨きや規則正しい食生活、定期的な歯科検診なども大切です。
お口のケアの補助として食後や食間に取り入れてみてください!

また、お店で販売されているキシリトールガムやタブレットにはキシリトール以外にも砂糖などの甘味料が入っている場合があります。
キシリトールが50%以上含まれていることが望ましいとされています。
当院でもキシリトールガムやタブレットを販売しております。
ご購入の際は参考にしてみてくださいね。