イエテボリ法

2019.08.19

こんにちは、歯科の菅原です。

 

さて、今回は歯みがきの方法である

「イエテボリ法」

についてお話させて頂きます。

 

イエテボリ法とは、歯周病治療や虫歯予防インプラント治療の先進国であるスウェーデンの大学で発案された歯磨き法で、フッ素の効果を最大限に引き出してくれる方法です。

 

最初に通常通りしっかりとフッ素入り歯磨き剤で歯磨きをした後しっかりとうがいをします。

その後もう一度歯ブラシに2㎝くらい(5歳くらいまでは5㎜、6~14歳くらいまでは1㎝15歳以上は2㎝位が目安です)のフッ素いりの歯磨き粉かジェルをつけます。

次に歯磨き粉を歯全体に広げます。その後歯磨き剤を吐き出さずペットボトルのキャップ一杯分くらいの少量の水を口に含み30秒間ブクブクうがいをして吐き出します。その後はうがい、飲食はしないでください。

少量の水でうがいをするのはフッ素の成分をしっかりとお口の中に残すためで、飲食をしないのもフッ素の効果を長続きさせるためです。

フッ素の濃度は歯磨き剤によってさまざまです。年齢にあった歯磨き剤をえらんでくださいね。

お口の中の健康は疾患、症状が顕在化するまでなかなか気付きにくいものですが、まずは正しいブラッシング方法をみにつけ日頃から自分で予防することを心掛けましょう。

そして歯科医院で定期的にメンテナンスを受けお口の中の健康を守っていきましょう。